インテル入ってる、ASUS Zenfone2

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今回のレビューは ASUS Zenfone2 (ZE551ML) です。

今年5月16日から国内発売が開始された 5.5 インチスマホ。発表当初から国内 MVNO 8社と提携し、SIMカードと一緒にMVNO会社から購入することができます。SIMフリー端末大本命とも言われているとか、いないとか。既にMVNOのSIMカード持ってる人は、ASUS直営のオンラインショップから購入も可能。その他アマゾンや Expansys でも取り扱いがあるようです。

Zenfone5 の後継機種としてリリースされたのに、Zenfone2 というネーミングがお茶目ですが、Zenfone2の特徴はなんといっても、CPU に Intel Atomチップを採用していること。スマホのCPUといえば、クアルコム (Qualcomm) のSnapdragon が定番で、Androidだけを見るとマーケットシェアは 70%(クアルコムのAndroid市場シェアは7割–Snapdragon新製品も紹介) というお話もあるほど。

ほとんどのスマホユーザに取っては、CPUがなんであってもほぼ無関係ですが、アプリ作っている開発者にとっては結構な一大事。かくいうドルフィンブラウザも v11.4.11 までは Intel Atom に互換性がなく、ユーザの方にはご不便をお掛けしておりました。v11.4.15 では Intel Atom をサポートしておりますので、是非お試し下さい。

これまで使ったスマホの中でもこの Zenfone2 はかなり気に入ってます。ドルフィンブラウザが Intel Atom をサポートするようになってからは、完全にメインスマホとして日々使っております。今回触った機種は Intel Atom 1.8GHz/メインメモリ4GB と最上位機種(2.3GHz/4GB)ではないものの、期待以上にサクサク動いていてちょっと感動モノです。ということで、かなり偏ったレビューになりますが・・・

まず、大きさ。これが私の手(親指から小指まで広げて22センチ)にピッタリ。iPhone6 と Nexus6 の中間ぐらいで、ちょうどいいんです。ワタクシ的には片手で使えるギリ限界値です。LG G3 D855 とか HTC One と同じサイズ感。

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Zenfone2 では是非ドルフィンブラウザのジェスチャ機能を使ってみてください。画面下のメニューバー中央にいるイルカを長押しし、左側に引っ張るとジェスチャ画面が起動します。デフォルトでもいくつか設定されているので、”G”を書くと Google、”?” でジェスチャのヘルプなどが表示されます。

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ドルフィンブラウザのジェスチャ機能では自分の好きなジェスチャに行き先URLを自由に組み合わせることができます。URLだけではなくて、「すべてのタブを閉じる」とか「ページの保存」等のアクションも割り当て可能です。ジェスチャの使い方や詳細なカスタマイズ方法は「↓」をぜひご覧ください。

Zenfone2 でドルフィンブラウザのジェスチャが便利な理由は、Zenfone2にも ZenMotion と呼ばれるジェスチャの機能がついていて、このZenMotionとドルフィンブラウザのジェスチャが相性抜群。Zenfone2 のいいところはいろいろあれど、一番のお気に入りはこの ZenMotion です。

ZenMotion はスマホがスリープしている状態で、ダブルタップや記号を書くと予め決められた動作やアプリを立ち上げてくれるというもの。例えば、スリープ状態でダブルタップするとスクリーンオン。ダブルタップでスクリーンオンを使えば、Zenfone2 の押しにくい端末上部の電源ボタンに指を伸ばさなくて済みます。このジェスチャー機能を使って欲しいがために、わざと押しにくいボタンなのではないかと思ってしまうほど、見事に欠点をカバー。

とはいえ、ダブルタップでスクリーンオンなら LGのGシリーズ(KDDIのIsai VL31)でお馴染みですし、ボリューム上下ボタンもLGっぽく後ろにくっついているので、LG にインスパイヤーされている感が強いですが、Zenfone2は更に一歩進んで、ダブルタップ以外のジェスチャもサポートしています。スクリーンオフの真っ黒の画面に ”W” と書くとブラウザ、”e” でメールアプリ、”V” で電話が起動するようになっています。起動するアプリケーションはカスタマイズ可能で、“W” にドルフィンブラウザ割り当てると、スクリーンオフの状態から “W” を書いてドルブラを起動して、間髪入れずイルカ長押しし、ジェスチャで “P” と書いて Pixiv へ、なんていうことができちゃいます。

ZenMotion の設定は

SettingsZenMotionTouch-gesturePick-dolphin

設定 -> ZenMotion -> タッチジェスチャー

ONにしてから、”W”でアプリを起動をタップしてドルフィンブラウザをリストから選択するだけです。

今回レビューした ASUS Zenfone2 の端末情報

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コストパフォーマンス優等生なZenfone2。HTCとLG G3 を足して2で割ったようなスマホと酷評も一部ありますが、この価格でこのスペックなら文句なしの大満足。SIMスマホ大本命と言われるだけのことはあるのではないでしょうか。ZenMotion でスマホもジェスチャ、ドルフィンブラウザもジェスチャ。ジェスチャが癖になりそうなスマホです。Intel Atom をサポートした  v11.4.15 でぜひお試し下さい

追伸・・・

ドルフィンブラウザとは関係ありませんが、Zenfone2 は日本国内発売モデルでは珍しい、デュアルSIM(MicroSIM)対応モデルです。デュアルSIMとはSIMカードが2枚させるようになっていて、用途や通信環境に応じて切り替えて使うことができる、というものです。SIMカードを入れるところが2箇所あるんです。一箇所はLTE/3G用、もう一枚がGSM用なので、日本国内ではまず出番がないでしょうが、海外出張が多い方には便利です。日本ではMVNOやDocomoのSIMカードをLTE/3G用のスロットに入れておいて、海外についたら、日本のSIMカードをGSMスロットに入れ、現地のプリペードSIMカードなどをLTE/3Gのストットに挿します。そうすれば、日本の携帯番号で電話着信は取れるようになり、ローミングせずとも現地価格でデータ通信ができるようになります。